Japanische Klassiker mit Furigana
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はつめいこぞう
発明小僧
海野 十三
Lesen Sie 発明小僧 (はつめいこぞう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.684 Zeichen · 20 Bildschirme
引金をグッと引けば、往来に居ながら、遥か向うの戸口まで、郵便物が射出されて飛んでゆくのです。」
逓相「機関銃式とは考えたナ。しかし郵便物が戸口に当って、バラバラ下へ落ちるのではサービス問題をひきおこすから困る。雨の日など、折角ターキーが送ったブロマイドが泥だらけじゃ、申訳ない。若い女の子に恨まれては、ワシャ辛い。」
小僧「なに大丈夫ですよ。戸口には磁石式郵便受を附けるのです。大きな磁石がブラ下っているのです。配達車から射出されたハガキは、鉄の切手が貼ってあるから、戸口へ飛んでゆくとピシリピシリと、この磁石に吸いつけられて、下には落ちんです、この方式によれば、上海の市街戦のように超スピードで……。」
逓相「オイ誰か。この方のおでこへ『通信事務』のハンコをペタリと捺して、お住居へ送り返せ!」
多忙病の人に捧げる
千手観音装置
秘書「そりゃ私も忙しくて閉口してますよ。だが、失礼ながら君の名はノトーリアスですよ、ロクなものを持ってこんという専らの評判ですが、知っていますか。」
小僧「弁解は忙しいのでしません。まず品物を見られよデス。」
秘書「こりゃ何だ、義手じゃないか。