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Japanische Klassiker mit Furigana

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はつめいこぞう

発明小僧

海野 十三

Lesen Sie 発明小僧 (はつめいこぞう) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 9.684 Zeichen · 20 Bildschirme

Aozora Bunko

そこで居睡りをすることをお薦めいたしますが、そのとき無くて無らぬのは、この目醒しつきの腕時計でございます。目醒しとしては極めて小型にして軽便、ベルの鳴り心地も大きからず、また小さからず。重役の耳には入らねど、御自分を起すには充分です。これを自席に帳簿を立ててその蔭で行うとか、或いはまた電車の中にて、乗換えまでの僅少なる時間を利用して行うとか……。」

社員「ヨシヨシ判った。月賦で一つ買おう。」

小僧「オオ神様! 今日はよく売れる……。」

紫外線発生のベッド

小僧「人生は六十から……と申す諺があるのを御存知でいらっしゃいますか。」

重役「知らんネ。……本当かネ……。」

小僧「本当でございますとも。魏の曹宗という人が……。」

重役「曹宗か。アレなら知っとる……。」

小僧「ああ、御親友でございましたか。これは失礼申上げました(と、ペコンと頭を下げ)、実はあの曹宗様が仰有ったとか申すことで……ソノ先生の如きはこれからが人生でございますよ。」

重役「ウフフフ。」

小僧「ところが、先生にはチョッと条件が欠けて居ります。」

重役「なにッ……。」

小僧「つまり早く申しますと、曹宗様は常に屋外でお暮しになって、紫外線というものを充分に全身にお受けになっていたので、これで丈夫でございました。