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Japanische Klassiker mit Furigana

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はくとうのうた

白塔の歌

豊島 与志雄

Lesen Sie 白塔の歌 (はくとうのうた) von 豊島 与志雄 (とよしまよしお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.450 Zeichen · 43 Bildschirme

Aozora Bunko

「君に一任しよう。」

「じゃあ、行くんだね。」

「うむ、行くよ。」

「よろしい。……そこで、問題だがね。」

荘一清は揶揄するような眼付で相手を眺めました。

「方家の招宴には、陳慧君も出るらしいよ。もっとも、これは君には無関係なことだがね……。」

汪紹生は眼を大きく見開きました。

「なぜ陳慧君が出るらしいかといえば、柳秋雲が出るからだ。」

汪紹生はちらと顔を赤らめ、眼を輝かしましたが、突然いいました。

「なぜ君はそんな持って廻ったいい方をするんだい。」

「愛情を尊敬するからだ。」

それは、汪紹生の或る詩の中の一句でした。荘一清はその一句をいってから、楽しそうな笑顔をしましたが、汪紹生は耳まで赤くなりました。

「僕だって君達の愛情を尊敬することは知っているよ。」と荘一清は快活にいいました。「現にその余沢も感じている。種明しというのはここのことだが、君と僕とを一緒に方家へ招待さした策源地は、彼女にあると思うよ。なぜなら、彼女は僕達に逢いたがっているんだ。ところで、それはまあいいとして、厄介な口実がくっついている。例の、新時代の女性の玩具、あれを持って来てほしいという秘密な使者が来た。