Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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しらがこぞう

白髪小僧

杉山 萠円

Lesen Sie 白髪小僧 (しらがこぞう) von 杉山 萠円 (すぎやまほうえん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 98.770 Zeichen · 194 Bildschirme

Aozora Bunko

「エエッ。矢張り本当の事であったか。濃紅姫は死んだのであったか。よしそれならばこうして……」

と云う中に自分の外套を脱いで、濃紅姫の死体をクルクルと巻いたと思うと、肩に荷ぐが早いか一散にこの室を走り出ました。これを見ると火のように怒った藍丸王はそのあとから叫びました――

「ソレッ。あの家の者を鏖にしてしまえ。あとは火を放けて焼いてしまえ」

二十四 生首の言葉

一方青眼先生は、一旦はすっかり気絶して終って、何も解からなくなっていましたが、やがて自然と気が付いて見ますと、どうでしょう。最前自分は藍丸王の眼の前で、紅木大臣に蹴られて気絶していた筈なのに、今は王宮の内のどこかの室で、見事な寝台の上に寝かされて、傍には最前縛られていた四人の宮女が控えております。そうしてなおよくあたりを見まわしますと、自分の枕元には藍丸王がニコニコ笑いながら立っていまして、その背後には宮中の凡ての役人が星のように居並んで、自分に向って敬礼をしている様子です。青眼先生はこの有様を見て何事かと驚きまして、慌てて寝台の上から辷り降りて床の上にひれ伏しますと、王はその肩に手を置きまして、