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Japanische Klassiker mit Furigana

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ひぶん

碑文

豊島 与志雄

Lesen Sie 碑文 (ひぶん) von 豊島 与志雄 (とよしまよしお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 13.294 Zeichen · 27 Bildschirme

Aozora Bunko

社会学とか政治学とか、そういう法則的なものは、こちらにはあてはまらない。そうした抽象的な法則よりも、なぜ物の学問をしないか。雲の学問でもよいし、実際の物の学問をなぜしないか。言葉は違うが、そういう意味のことを君はいった。その後僕もいろいろ考えて、君の意見に或る真理があることを、この支那の土地で悟った。然しその真理は真理としておいて、君があの時いったことは、みな、今日の伏線だったんだね。秩序や法則の破壊が、君達の目指すところだろう。伯父さんも君も同類だ。だが、変に持って廻ったいい方をして僕を引き込もうとするのは、当分やめたがよかろう。僕にも別に信ずるところがあるんだ。」

徐和は落着きはらって、きっぱりといいました。

「あなた様は、なにか、大変な考え違いをなすっていられます。私はただお尋ねなさいますことに、お答えしただけでございます。」

狼狽の気も皮肉の気もない、まともな調子でした。

「それなら、君は伯父さんの一味ではないのか。」

「旦那様がどういうことをなすっておられますか、私はよく存じません。」

「では、伯父さんは成功されると思うか、失敗されると思うか。