Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

「ねぎさまみやた」そうさくメモ

「禰宜様宮田」創作メモ

宮本 百合子

Lesen Sie 「禰宜様宮田」創作メモ (「ねぎさまみやた」そうさくメモ) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 6.713 Zeichen · 14 Bildschirme

Aozora Bunko

けれども、第二のナンを用ってあらわしてある方が、もう少し私には安心な心持がし、又日本の目下の警察ではあれを許しはすまい。

ト翁が、代りに用っていいとして第二の方を書いて置いて下すったことを感謝する。

○雨がひどく降って居る故か、右の手の先の方にリョーマチがついた。手が利かなくなったら困るがなどと思う。小野川の温泉へでも行って見ようか。少しひどく痛いのでいやだ。

○人間がひまだと、ろくなことをしないと云うのはほんとうだ。

孔子が、小人閑居して不善を為す と云ったのは、流石に孔子様だ。今私は、自分で困るほどひまだ。否、強いてひまにさせられて居る。何かしなければならないと、心に思って居ても、現在することがないと、下らないことを思う。彼の(郡山へ来るときのって居た水兵の)言葉ではないが、雑念が起って来る。

その雑念の起って来ることは、小人の所以であろうが、又自分には、尊いところであろうとも思う。

○外は真暗である。何の物の形も見えない。只折々とんで来る火の粉が、うるしをといたような闇の中に非常に美くしくやさしく輝く。何かの光、色にうえて居る心は、その群をなしてとんで来る光が目に入ると、瞬間心がかるくうれしくなって来る。