Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ひきょうのにちりんき
秘境の日輪旗
蘭 郁二郎
Lesen Sie 秘境の日輪旗 (ひきょうのにちりんき) von 蘭 郁二郎 (らんいくじろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 84.829 Zeichen · 169 Bildschirme
「柔道……か、そいつは趙がまぬけなんじゃなくって、日本の子供がすばしっこいからじゃないのかね、僕は日本の子供に敬意を表するよ」
「こないだのY五十九号だってそうですよ、せっかくの獲物をにがしておめおめと帰って来るなんて……あの飛行機にはかなり重要な物が乗っているって情報があったんですからね」
香港へ行く途中に旅客機を襲った怪潜水艦はやはりこの要塞の潜水艦だったのだ!
「まあいいさ、いまにあの島にも飛行機の発射坑を作れれば、東京爆撃だって不可能じゃないんだ、それまでに長距離機もつくはずだからね」
「誰か来たわ、隠れましょう!」
無電室へ近づいて来る人の足音が聞えた。
「交代の時間らしい、一たんここを引きあげなくっちゃ危い!」
二人はすばやく、物蔭に体を伏せた。
二人の交代員が、無電室の扉に消えると、
「下へ行ってしばらく隠れていよう」
「だって、隠れられそうなところがあるかしら」
「大丈夫、すてきな場所があるんだ」
中尉たちが、寝室へ下りない前に、二人は急いで、階段を駈け下りた。
英夫たちが三階の廊下に立ったのと、機械人間が、二階から三階の廊下へ上って来たのとほとんど同時だった。