Japanische Klassiker mit Furigana
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あるゆうかくでのできごと
空にむかひて
若杉 鳥子
Lesen Sie 空にむかひて (あるゆうかくでのできごと) von 若杉 鳥子 (わかすぎとりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 21.677 Zeichen · 46 Bildschirme
をという約束の実行を迫る程俺も贅沢ではない。先月一日に城東道子という人が差し入れてくれた。僕にも見当がつくが、君が知っていたらよろしくいってくれ。
俺のようにロクな仕事もしないでトッ捕まって不生産的な別荘生活をしているものにも、外の諸君が色々心配していてくれてることを思うと、赤面しないわけにはいかない。Aがまるで、シンボリストのような手紙をくれた。はっきり意味は解らないが、都会の騒音と歴史の機関車の驀進する轟音とを感じる事ができた。新しい革命的現実的象徴主義の芸術が、こんな処から発生しやしないか等と、馬鹿なことを考えた。――誰かホイットマンの詩集か、ヴェルハーレンの「触手ある都会」を持っていないか。字引き受け取った。有り難う。アドが変わるようだったら面会で知らせてくれ。
2
先週中に四月九日から五月二日までの手紙が連日のようにやって来た。しかも君が投函するのとは反対の順序で、つまり一番古い四月九日のが最近に手に入った。だから返事したいことも沢山あるのだが、一々書いていられない。残念ながら何時ものように出てから緩(ゆ)っくり話してやろうと思って我慢するより仕方がない。