Japanische Klassiker mit Furigana
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はなかごとたいこ
花かごとたいこ
小川 未明
Lesen Sie 花かごとたいこ (はなかごとたいこ) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N4. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N4 · Einstieg · moderne Kanji und Kana · 1.366 Zeichen · 3 Bildschirme
ある日たけおは、おとなりのおじさんと、釣りにいきました。おじさんは、釣りの名人でした。いつも、どこかの川でたくさん魚を釣ってこられました。
たけおは、こんどぜひいっしょにつれていってくださいとおねがいしたところ、ついに、そののぞみをたっしたのでした。
電車をおりて、すこし歩くと、さびしいいなか町に出ました。
それを通りぬけてから、道は、田んぼの方へとまがるのです。この角のところに、小さな店がありました。
「ちょっとまってて。」と、いっておじさんは、その家へはいり、たばこをお買いになりました。またそこには、いろいろと釣りの道具も売っていたので、おじさんは針や浮きなどを見ていらっしゃいました。
たけおは、ぼんやりと前に立って、あちらの高い木の若葉が、大空にけむっているのを、心から、美しいと思って、ながめていました。
そのうち、ふと気づくと、店のちょっとしたかざりまどのところへ、二つならんだお人形が、目にはいりました。かわいらしい女の子と、ぼうしをかぶった男の子で、女の子は、花かごをもち、男の子は、たいこをたたいているのでした。日本の子どもらしくない、西洋の子どものふうをしていました。