Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
はなとひとのはなし
花と人の話
小川 未明
Lesen Sie 花と人の話 (はなとひとのはなし) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 3.600 Zeichen · 8 Bildschirme
」
と、一人がいいました。
「アネモネの花だよ。」
と、もう一人が答えました。
「きれいな花だね。」
「これを買っていこうか。」
アネモネは、もしこの子供らに買っていかれたら、どんな乱暴のめにあうかもしれないと、びくびくしていました。
二人の子供は、このアネモネを買いました。そして、二人は、さも大事そうにこのアネモネの鉢をかかえて、家へ帰りました。
子供らは、いろいろの花が植わっている庭へ持っていきました。その庭は、たいそう日当たりがよかった。ちょうもくれば、みつばちもやってきたのです。
子供は、毎朝起きると、すぐに花のところへやってきました。
そして土が乾くと、水をくれました。学校から帰ってくると、花を日のあたるところへ出して、また、そこがかげると、ほかの場所へ移してくれました。
花は、二人の子供にかわいがられました。
花も、子供がやさしいので、すっかり子供が好きになってしまいました。
そして、長い間その庭で咲いていました。
が、時節がきた時分に、だんだん花は終わりに近づいて衰えてゆきました。
「この根をしまっておいて、また来年の春になったら植えて咲かそうね。