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Japanische Klassiker mit Furigana

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ちゃびせいかつ

茶美生活

北大路 魯山人

Lesen Sie 茶美生活 (ちゃびせいかつ) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.720 Zeichen · 10 Bildschirme

Aozora Bunko

他愛ない職業茶人、一部の遊芸人化した宗匠等々が、あまりに数多く現われ過ぎ、表、裏、官体と稼ぎ過ぎる風潮にも原因する。

いまさら職業茶人なる方々のいずれにも、うまい茶杓を削れの、竹花入れを切ってみよとまではあえて迫ろうとしないが幅物書く力はなくも、古幅の真偽もだいたいわかり道具にも一通りは眼利きである。望まれれば、茶人らしく箱書ぐらいは俗書を脱して楽しみとなる字が書けるまでに至ってこそ当然なりとなって来るではないか。

私はいま、茶人らしき字と語ってみたが、これは偽りものや、悟入なき者には、近寄り難いもののようであって、書道をきわめた上の悟人ある人物か、茶道に深く悟るところあって、茶人の書という一種の見識に共鳴するに至った人間か、いずれにしても達人の境に近くして、眼力は奥義に開くものであるといえよう。

例えば、利休の字は宗旦の悟りにまでは至っていないと私は見ている。宗旦の字の方が茶に近いと私は見るのである。

近人、玄々の字はお茶の気に乏しく事務的である。こう賢く、遊びがなくては気の毒である。かつ下手くそにこなれなくては、名人芸とはいい難い、というのも私の見方である。