Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
ちゃびせいかつ
茶美生活
北大路 魯山人
Lesen Sie 茶美生活 (ちゃびせいかつ) von 北大路 魯山人 (きたおおじろさんじん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.720 Zeichen · 10 Bildschirme
これがみな近来の職業茶人に因由するといってはおだやかでないが、詮議の終局は、お師匠さんへ責任を持ち込む以外、ところを得さしめぬようである。重ね重ねであるが、審美開眼あってこそ、茶の楽しみは本格である。群盲象を撫して、一生をその儘に過すなどは名誉ある趣味人とはいえまい。
しかし、それはそれたりに、なんらか学ぶところもあろうが、かような盲学問をもって能事となすは邪道である。いかに学者ではあっても、塙保己一では、茶人の仲間入りは不可能である。美を解するになくてはかなわぬ審美の眼を欠いているからである。主客五、六人の群盲組が、初等生訓練に一生を費してみたとて、茶の本道に分け入れる日はおぼつかない。初等生をもって、書画道具一式代用品では、個人の学問に資する足がかりは、いつになってもないわけである。
かようにまで私がジリジリし、じれったがるゆえんのものは、いやしくも茶の道を探って見んとした各人の初一念というものがあり、その動機は清澄にして、美妙なものであったはずだからである。それが中途半端な指導に災わいされて、道ならざる道へとすべり込む多数の例が歎かわしい。