Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
時衝立の蔭に立っていましたのは召使の菊という女中で、これは松蔭が平生目を掛けて、行々は貴様の力になって遣わし、親父も年を老っているから、何時までも箱屋(芸妓の箱屋じゃアありません、木具屋と申して指物を致します)をさせて置きたくない、貴様にはこれ/\手当をして遣ろうという真実に絆されて、表向ではないが、内々大藏に身を任して居ります。是は本当に惚れた訳でもなし、金ずくでもなし、変な義理になったので、大藏も好男子でありますが、此の菊は至って堅い性質ゆえ、常々神原や山路が来ては何か大藏と話をしては帰るのを、案じられたものだと苦にしていたのが顔に出ます。今大藏が衝立の蔭に菊のいたのを認めて恟り致したが、さあらぬ体にて、
大「源兵衞、少し待ちな」
と連戻って、庭口から飴屋を送り出そうとすると、林藏という若党が同じく立って聞いていましたので、再び驚いたが、仕方がないと思い、飴屋を帰してしまったが、大藏は腹の中で菊は船上忠助の妹だから、此の事を渡邊に内通をされてはならん、船上は古く渡邊に仕えた家来で、彼奴の妹だから、こりゃア油断がならん、なれども林藏は愚者だから、林藏から先へ当って調べてみよう。