Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
内は親の自由だ、手前の勝手に気に適った女が貰えるか」
早「何ぞというと脛え咬る/\てえが、父の脛ばかりは咬っていねえ、是でもお客がえら有れば種々な手伝をして、洗足持ってこ、草鞋を脱がして、汚え物を手に受けて、湯う沸して脊中を流してやったり、皆家の為と思ってしているだ、脛咬りだ/\てえのは止してくんろえ」
五「えゝい喧しいやい」
と流石に鶴の一声で早四郎も黙ってしまいました。此の甲州屋には始終極った奉公人と申す者は居りません、其の晩の都合によって、客が多ければ村の婆さんだの、宿外れの女などを雇います。七十ばかりになる腰の曲った婆さんが
婆「はい、御免なせえまし」
五「おい婆さん大きに御苦労よ、お前又晩に来てくんろよ、客の泊りも無いが、又晩には遊んで居るだろうから、ま来なよ」
婆「はい、あの只今ね彼処のそれ二人連の病人の処へめえりました」
五「おゝ、お前が行ってくれねえと、先方でも困るんだ」
婆「それが年のいかない娘子一人で看病するだから、病人は男だし、手水に行くたって大騒ぎで、誠に可愛想でがんすが、只た今おっ死にましたよ」
五「え、死んだと……困ったなアそれ見ろ、だから云わねえ事じゃアねえ、何様な様子だ」