Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
ように」
五「宜しゅうございます、其の積りに致しました、何も多勢和尚様方を頼むじゃアなし、お手軽になすった方が、御道中ゆえ宜しゅうございましょう」
と親切らしく主人が其の晩の中に、自分も随いて行って野辺送りを致してしまいました。
三十三
其の晩に脱出して、彼の早四郎という宿屋の忰が、馬子の久藏という者の処へ訪ねて参り、
早「おい、トン/\/\久藏眠ったかな、トン/\/\眠ったかえ。トン/\/\」
余りひどく表を敲くから、側の馬小屋に繋いでありました馬が驚いて、ヒイーン、バタ/\/\と羽目を蹴る。
早「あれまア、馬めえ暴れやアがる、久藏眠ったかえ……あれまア締りのねえ戸だ、叩いてるより開けて入る方が宜い、酔ぱれえになって仰向にぶっくり反って寝っていやアがる、おゝ/\顔に虻が附着いて居るのに痛くねえか、起ろ/\」
久「あはー……眠ったいに、まどうもアハー(あくび)むにゃ/\/\、や、こりゃア甲州屋の早四郎か、大層遅く来たなア」
早「うん、少し相談打ちに来たアだから目え覚せや」
久「今日は沓掛まで行って峠え越して、帰りに友達に逢って、坂本の宿はずれで一盃やって、よっぱれえになって帰って来たが、馬の下湯を浴わねえで転輾えって寝ちまった、眠たくってなんねえ、何だって今時分出掛けて来た」