Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
千「恐入ります、是れから前々通り主家来、矢張千代/\と重ねてお呼び遊ばしまして、お目をお掛け遊ばしまして……」
長「そう云う事を云うだけに私は誠に困りますなア」
千「誠に恐入ります、大旦那さまのお帰り遊ばしません内に、お酒の道具を隠しましょうか」
長「あゝ仕舞っておくれ/\」
千「はい」
とそれ/″\道具を片附けましたが、是れから長助が憤ってお千代につれなく当るかと思いました処、情なくも当りませんで、尚更宜く致しまして、彼の衣類は汚い、九月の節句も近いから、これを拵えて遣るが宜いと、手当が宜いので、お千代もあゝーお諦めになったか、有難い事だ、あんな事さえないと結構な旦那様であると一生懸命に奉公を致しますから、作左衞門の気にも入られて居りました。月日流るゝが如くで、いよ/\九月の節句と成りました。粂野美作守の重役を七里先から呼ばんければなりません、九の字の付く客を二九十八人招待を致し、重陽を祝する吉例で、作左衞門は彼の野菊白菊の皿を自慢で出して観せます。美作守の御勘定奉行九津見吉左衞門を初め九里平馬、戸村九右衞門、秋元九兵衞其の他御城下に加賀から九谷焼を開店した