Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

わけだ、それを下郎だ、身分が違うと云えば、私も是までになって、あんたに其んなことを云われゝば友達へ顔向が出来ねえから、意気張ずくになりゃア敵同志だ、可愛さ余って憎さが百倍、お前の帰りを待伏して、跡を追かけて鉄砲で打殺す気になった時には、とても仕様がねえ、然うなったら是までの命だと諦めてくんろ」

竹「あらまア、そんな事を云って困るじゃアないか、敵同志だの鉄砲で打つのと云って」

早「私は下郎さ、お前はお侍の娘だろう、併し然う口穢く云われゝば、私だって快くねえから、遺恨に思ってお前を鉄砲で打殺す心になったら何うするだえ」

竹「困るね、だけども私はお前に身を任せる事は何うしても出来ない身分だもの」

早「出来ないたって、病人が死んでしまえば便りのない者で困るというから、家へ置くべいと思って、人に話をしたのが始まりだよ、どうも話が出来ねえば出来ねえで宜いから覚悟をしろ、親父が厳ましくって家にいたって駄目だから、やるだけの事をやっちまう、棒鼻あたりへ待伏せて鉄砲で打ってしまうから然う思いなせえ」

竹「まアお待ちなさい」

と止めましたのは、此様な馬鹿な奴に遇っては仕様がない、鉄砲で打ちかねない