Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
奴なれど、斯る下郎に身を任せる事は勿論出来ず、併し世に馬鹿程怖い者はありませんから、是は欺すに若くはない、今の中は心を宥めて、ほとぼりの脱けた時分に立とうと心を決しました。
竹「あの斯うしておくれな私のようなものをそれ程思ってくれて、誠に嬉しいけれども、考えても御覧、たとえ家来でも、あゝやって死去ってまだ七日も経たん内に、仏へ対して其んな事の出来るものでもないじゃアないか」
早「うん、それは然うだね、七日の間は陰服と云って田舎などではえら厳ましくって、蜻蛉一つ鳥一つ捕ることが出来ねえ訳だから、然ういう事がある」
竹「だからさ七日でも済めば、親御も得心のうえでお話になるまいものでもないから、今夜だけの処は帰っておくれ」
早「然うお前が得心なれば帰る、田舎の女子のように直ぐ挨拶をする訳には往くめえが、お前のように否だというから腹ア立っただい、そんなら七日が済んで、七日の晩げえに来るから、其の積りで得心して下さいよ」
とにこ/\して、自分一人承知して帰ってしまいました。斯様な始末ですからお竹は翌朝立つことが出来ません、既に頼んで置いた舁夫も何も断って、荷物も他所へ隠してしまいました。