Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

もう十一月になると彼の辺は雪でございます、初雪でも沢山降りますから、出立をすることが出来ません、詮方がないから逗留という事になると、お竹は種々心配いたしている。それを宗達という和尚さまが真実にしてくれても何とのう気詰り、便りに思う忠平には別れ、弟祖五郎の行方は知れず、お国にいる事やら、但しは途中で煩ってゞもいやアしまいか、などと心細い身の上で何卒して音信をしたいと思っても何処にいるか分らず、御家老様の方へ手紙を出して宜いか分りませんが、心配のあまり手紙を出して見ました。只今の郵便のようではないから容易には届かず、返事も碌に分らんような不都合の世の中でございます。お竹は過越し方を種々思うにつけ心細くなりました、これが胸に詰って癪となり、折々差込みますのを宗達が介抱いたします、相宿の者も雪のために出立する事が出来ませんから、多勢囲炉裡の周囲へ塊って茫然して居ります。中には江戸子で土地を食詰めまして、旅稼ぎに出て来たというような職人なども居ります。

○「おい鐵う」

鐵「えゝ」

○「からまア毎日/\降込められて立つことが出来ねえ、江戸子が山の雪を見ると驚いちまうが、飯を喰う