Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
侍「怪しからん事をいう、人の顔を讒訴をして無礼至極」
○「なに、お前さんは左様なでもねえけれども、些と似てえるという話だ」
侍「貴公らは江戸のものか、職人か」
○「へえ」
侍「成程」
○「旦那、皆は嘘っぺいばかしでいけませんが、何ぞ面白え話はありませんかね」
侍「貴公先にやったら宜かろう」
○「私どもは好い話が無えんで、火事のあった時に屋根屋の徳の野郎め、路地を飛越し損なやアがって、どんと下へ落ると持出した荷の上へ尻餅を搗き、睾丸を打ち、目をまわし、嚢が綻びて中から丸が飛出して」
侍「然ういう尾籠の話はいけんなア」
○「それから乱暴勝てえ野郎が焚火にって、金太という奴を殴る機みにぽっぽと燃えてる燼木杭を殴ったから堪らねえ、其の火が飛んで金太の腹掛の間へ入って、苦しがって転がりやアがったが、余程面白うござえました」
侍「其様な事は面白くない」
○「そんなら旦那何ぞ面白え話を」
侍「先刻から空話ばかり出たので、拙者の話を信じて聞くまいから、どうもやりにくい」
三十八
向座敷にてぽん/\と手を打ち、
宗「誰も居ぬかな」
下婢「はい」
此の座敷に寝ている