Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

方が宜しゅうございます」

紋「云っても宜しい、彼はい武士じゃ、佞言甘くして蜜の如しで、神原或は寺島等をお愛しなさるのは、勧める者が有るからじゃの、惣衞」

惣「御意にござります」

紋「心配じゃ」

惣「御病中何かと御心配なされては相成りません、程無うお国表から福原數馬も出仕致しますから」

紋「あゝ數馬が来たら何うか成るか、あゝ逆上せて来た、折角お兄様から下すった水飴、甜めて見ようか」

惣「召上りませ、お湯を是へ」

是から蓋が附いて高台に載せてお湯が出ました。側に在ります銀の匙を執って水飴を掬おうとしたが、旨くいきません。

紋「これは思うようにいかんの」

惣「極製の水飴ゆえ金属ではお取り悪うございます、矢張木を裂いた箸が宜しいそうで」

紋「然うかの、箸を持て」

と箸を二本纒めて漸々沢山捲き上げ、老女が頻りに世話をいたして、

老「さア/\お口を」

紋「うむ」

と今箸を取りにかゝる処へ駈込んで来たのは川添富彌、物をも云わず紋之丞様が持っていた箸を引奪って、突然庭へ棄てた時には老女も驚き、殿様も肝を潰しました。

四十四

紋「何じゃ/\」

富「ハッ富彌で」