Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

忠義無二のことと、上にも御存じある事で、後してはまた格別の御褒美もあろうから、有難く心得ませい」

權「有難うございます、なにイ呉れます」

目「何を下さるかそれは知れん」

權「なに私は種々な物を貰うのは否でございます、どうかまア悪い奴と見たら打殺しても構わないくらいの許しを願えてえもので、此の頃は余程悪い奴がぐる/\廻って歩きます、全体此の四郎治なんという奴は打殺して遣りてえのだ」

目「これこれ控えろ、追って吟味に及ぶ、今日は立ちませえ」

と直に神原兄弟は頭預けになって、宅番の附くような事に相成り、勘八という下男は牢へ入りました。權六は至急お呼出しになって百日の遠慮は免りて、其の上お役が一つ進んで御加増となる。遠山權六は君恩の辱ないことを寝ても覚めても忘れやらず、それから毎夜ぐる/\廻るの廻らないのと申すのではありません。徹夜寝ずに廻るというは、実に忠義なことでございます。此の事を聞いて松蔭大藏が不審を懐き、どうも神原兄弟が頭預けになって、宅番が附いたは何ういう調べになった事かはて困ったものだ、彼奴らに聞きたくも聞くことも出来ん自分の身の上、あゝ案じられる、国家老の出たは容易ならん事、どうか国家老を抱込みたい