Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きくもようさらやまきだん

菊模様皿山奇談

三遊亭 円朝

Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme

Aozora Bunko

と聞いて廣は猶々床しく思い、会いたいと申すのを名主が、

名「いえ中々一国もので、少しも人に媚る念がありませんから、今日直と申す訳には参りません」

というので、是非なく山川も一度お帰りになりまして、美作守さまの御前に於て、自分が実地を践んで、何処に何ういう事があり、此処に斯ういう事があったとお物語を致し、彼の權六の事に及びますと、美作守さま殊の外御感心遊ばされて、左様な者なら一大事のお役に立とうから召抱えて宜かろうとの御意がござりましたので、山川は早速作左衞門へ係ってまいりました。其の頃は御領主さまのお抱えと云っては有難がったもので、作左衞門は直に權六を呼びに遣わし、

作「是れは權六、来たかえ、さア此方へ入んな」

權「はい、ちょっくら上るんだが、誠に御無沙汰アしました、私も何かと忙しくってね」

作「此の間中お母さんが塩梅が悪いと云ったが、最う快いかね」

權「はい、此の時候の悪いので弱え者は駄目だね、あなた何時もお達者で結構でがす」

作「扨て權六、まア此の上もない悦び事がある」

權「はい、私もお蔭で喰うにゃア困らず、彼様心懸の宜い女を嚊にして、おまけに旦那様のお媒妁で本当は彼のお千代も忌だったろうが、仕方なしに私の嚊に成っているだ