Japanische Klassiker mit Furigana
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きくもようさらやまきだん
菊模様皿山奇談
三遊亭 円朝
Lesen Sie 菊模様皿山奇談 (きくもようさらやまきだん) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 189.935 Zeichen · 379 Bildschirme
処がお恥辱になればとて誉れにもなりますまい、斬ったところが狗を斬るも同様、御勘弁下さる訳には相成りませんか」
乙「ならんければ何ういたした」
浪「ならんければ致し方がない」
甲「斯う致そう、当家でも迷惑をいたそうから、表へ出て、広々した飛鳥山の上にて果合いに及ぼう」
浪「何も果合いをする程の無礼を致した訳ではござらん」
甲「無いたって食物の中へ泥草履を投込んで置きながら」
浪「手前は此の通り病身で迚もお相手が出来ません」
甲「出来んなら尚宜しい、さ出ろ、病身結構だ、広々した飛鳥山へ出て華々しく果合いをしなせえ、最う了簡罷りならん、篦棒め」
と侍の面部へ唾を吐掛けました。
十三
斯うなると幾ら柔和でも腹が立ちます、唾を吐き掛けられた時には物も云わず半手拭を出して顔を拭く内に、眼がきりゝと吊し上りました。相手の三人は酔っているから気が附きませんが、傍の人は直気が附きまして、
○「安さん出掛けよう、斯んな処で酒を呑んでも身になりませんよ、彼の位妹が出て謝って、御主人が塩梅の悪いのに出て来て詫びているのに、酷い事をするじゃアないか、汁を打掛けたばかりで誰でも大概怒っちまう、我慢してえるが今に始まるよ、怪我でも仕ねえ中に出掛けよう、他に逃げ処がないから往こう/\」