Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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おちぼひろい

落穂拾い・犬の生活

小山 清

Lesen Sie 落穂拾い・犬の生活 (おちぼひろい) von 小山 清 (こやまきよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 239.741 Zeichen · 486 Bildschirme

Aozora Bunko

貴方が心さみしく助力というものを欲しいとお思いになった時には、私のことを思って下すってもよろしいわ。貴方の志を嗤わない者が、貴方を疎む心になど決してならない者が、一人いることを思って下さい。あのね、いつかきっとお逢い出来ると思っています。ではお元気でお暮しなさいませ。さよなら。」

「先生、僕のような者でも詩人になれるでしょうか?」

「なれるとも。心配しなくともいいよ。君は人相に善いところがあるよ。」

「でも、僕は駄目なのです。何も持っていないのです。」

「どんな小さな草の芽でも、花の咲く時のないものはない。どんな人でも自分に持って生れたもののない人はないのだよ。あのゲエテやトルストイのような人達でも、先ず自分の持つものを粗末にしないところから出発したというじゃないか。そして長い生涯の間には他人と交換したものでもそれを自分のものにすることが出来て行ったというじゃないか。」

「僕が子供と遊んでいるのを見たら、人よ、せめて陰口をきいてくれ。子供は何も知らないからと。僕が花を摘んだら、さげすみの眼で見てくれ。僕が花で僕の部屋を飾るのを。」

否。

「僕はイエスが子供が好きなように、子供が好きなのだ。