Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
おちぼひろい
落穂拾い・犬の生活
小山 清
Lesen Sie 落穂拾い・犬の生活 (おちぼひろい) von 小山 清 (こやまきよし) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 239.741 Zeichen · 486 Bildschirme
「なに君位の齢の娘さんだって随分見かけるよ。皆んな相当に背負っているぜ。君だって行くんじゃないのか。僕が一瞥して看破したところによると、君は自転車の達人だ。どうだい、図星だろう?」
「大当りですわ。」
私もどしどし食べるが、彼女もへんに遠慮なんかしたりしない。ものを食べながら話すというのは和やかでいい。私になにか幼い時から一緒に育ってきた従妹とでもいるような、親しいくつろいだ気持がしてきた。私はいっそ仮面を脱いでしまいたくなった。本気にこの人が好きになったのかも知れない。この人が私のとこにお嫁にくる気があるなら、貰って上げてもいいと思った。
「先生はお汁粉なんかはどうですか?」
「いまならば、敢て辞さないね。それにいま僕は無性にパンが食べたいんだ。」
「あ、そうですわ。※(「飮のへん+稻のつくり」、第4水準2-92-68)パンは私も食べたいですわ。」
「あの※(「飮のへん+稻のつくり」、第4水準2-92-68)パンというやつは、逸速く姿を消しちゃったね。あのへそに当るところに塩漬けの桜の花なんかを詰めてあるのがあったじゃないか。なんによらず、代用物ばかりに接していると、本物が懐かしくなるね。