Japanische Klassiker mit Furigana
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エタにたいするあっぱくのえんかく
被差別部落とは何か
喜田 貞吉
Lesen Sie 被差別部落とは何か (エタにたいするあっぱくのえんかく) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 133.169 Zeichen · 267 Bildschirme
、第3水準1-15-65)嚢抄」の著者や、後の「和漢三才図会」の著者等の考えた様に、その文字に穢れ多き故という様な意義があるものではない。元来「エタ」なる語はこれよりもさらに古い時代から存在したもので、六百五十年前に「塵袋」の著者が文字にこだわらず、その発音からこれを「餌取」の転訛だと解したのは、むしろ公平であった。爾来時に或いは異説を出したものも無いではないが、多くの学者は大抵この餌取説に一致している。
異説中の著しいものとしては、所謂河原巻物に江田と解し、江のほとりに田を開いて耕作したから得た名だと云っているのがある。これはもとより自己弁護で、僻説少しも探るに足らぬ。又谷重遠の説には、エタはもと蝦夷の民で、「えぞたみ」というのを略して「えた」というたと解しているけれども、これはとんでもない事である。このほかエタは大陸から来た民で、厭※(「口+二点しんにょうの達」、第4水準2-4-40)すなわちエフタルの語の転訛だとか、印度方面から来た民で、ヴェダの名の転訛だとか、或いは比律賓諸島にエタという漂泊民があるとか、種々の説もある様ではあるが、自分はこれらについて深く考えた事もなければ、また考えてみるの必要をも認めておらぬ。