Japanische Klassiker mit Furigana
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エタにたいするあっぱくのえんかく
被差別部落とは何か
喜田 貞吉
Lesen Sie 被差別部落とは何か (エタにたいするあっぱくのえんかく) von 喜田 貞吉 (きたさだきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 133.169 Zeichen · 267 Bildschirme
の風習は、まだ田舎へ参りますと各地に残っております。思うに太古に於いては必ず屋外に別に産屋を作って、そこで子を産んだに相違ありません。彦火火出見尊のお妃の豊玉姫が、海岸の産屋で御子鵜草葺不合尊をお生みになった事は、誰も承知の有名なお話です。今も現に海岸部落には、海岸に産小屋というのを建ててそこで産をする習慣の地方が、越前・駿河・遠江あたりに残っております。肥後の阿蘇郡には「産小屋」と書いて、「ウブノコヤ」と読ませる村もあります。それでサンジョがお産の所であることがわかりましょう。その穢を忌むということは、お産のみには限りません。つまり血の穢を神様がお嫌いだというのでありますから、産婦に限らず、婦人の月経の時にも、神様に近づくことが出来ないとか、家族と火を別にして、一緒に飯を食うことが出来ないとか、甚だしいのになると、やはり別の小屋でその期間を過ごすとかの習慣のある地方があります。私共の子供の頃には、婦人の月経の有るものが、その期間食事を家族と別にする事が実行されておりました。同時に飯を喫べるにしましても、一段と低い所に座って、飯櫃から直接にその女の茶碗に盛り分けることを致しません。