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Japanische Klassiker mit Furigana

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しょっかくについて

触覚について

宮城 道雄

Lesen Sie 触覚について (しょっかくについて) von 宮城 道雄 (みやぎみちお) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 2.533 Zeichen · 5 Bildschirme

Aozora Bunko

しかし、その方の感覚だけで面白い彫刻も出来るといった。

それからまた、私たちには別に盲人用の時計があるが、私はわざと普通の懐中時計を用いている。それは指先の感覚で長針と短針の距離を計れば、一分も違わないようにわかる。これも長年の練習の結果によるもので、非常に便利なことは、暗がりでも時間が知れるのである。

私が若い時、知らぬ人の前で時計を探っていると、珍しそうにしてどうして時間がわかるかといって、私の手許を覗き込むので、私はそれに答えるのが面倒なので、見られないように懐の中で、時を探ることを練習した。すると、また、友人等が、懐の中に手を入れて何をごそごそやっているのかと、尋ねられたことがあった。

私は何によらず珍しいものは何でも手で触ってみることにしている。衣類のようなものも、いいものを触った感じはやはりよい。動物も可愛いということを感じるのは、その形を撫でてみて毛の手ざわりなどで、その感じが起こるのである。私は犬も好きであるが、特に猫が好きである。あの柔かい毛並を撫でたり、顔を探ったりするのであるが、あまり撫で廻すので、猫の方でも気味が悪くなるのか、逃げて行ってしまう。