Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

はなしにきいたこんどういさみ

話に聞いた近藤勇

三田村 鳶魚

Lesen Sie 話に聞いた近藤勇 (はなしにきいたこんどういさみ) von 三田村 鳶魚 (みたむらえんぎょ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 7.503 Zeichen · 15 Bildschirme

Aozora Bunko

すなわち会津侯であった。京都から去って江戸へ来ては、もう前のような働きは出来ない。

殊に滑稽に感ずるのは、彼が明治元年になって、甲府城を乗っ取るといって、江戸を出かけた。その時に若年寄の格というので、裏金の陣笠を被って出かけた。生れ故郷をその扮装で、いい心持で通過する。ところの者からえらい御馳走を受ける。この時になってみると、もう若年寄も何もあったものじゃない。幕府はあれどもなきがごとしというありさまなのですから、裏金も裏銀もあったものじゃない。しかるにそれがたいそううれしかった、というのは、江戸へ帰された後に、浪人取締りが新徴組になったのですが、それから庄内の酒井左衛門尉に属せしめられた、清河のない後ですから、浪人等もついに庄内侯の家来になった。清河がいたら、そうはゆきますまい。幕府のきめた新徴組の相場というものはどんなかというと、伊賀者次席というのです。御家人の下級のものです。それですから、新徴組の平の者が二十五両四人扶持、伍長となりまして二十七両五人扶持、肝煎というのになって三十両六人扶持、取締りになって三十五両七人扶持、こういう俸給なのである。