Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
どくしょほう
読書法
戸坂 潤
Lesen Sie 読書法 (どくしょほう) von 戸坂 潤 (とさかじゅん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 130.289 Zeichen · 257 Bildschirme
併し今日はこれが非常な誤りであったことを、農村工業から得た体験によって自覚し得たのである。」(『農村の工業と副業』五五頁)。
農村が工村化し、農村らしくなるのがよくない、という論拠であるように見える。して又なぜ農村の工村化が悪いかは、氏にとっては極めて深い「精神的」な根拠があることであるが、それは後に見よう。だが真の欠点は、そこにあるのではなくて、その裏にあるのである。氏は云っている、「工村と迄行かずとも、半農半工の村を造ると云うことは、農村の余剰労力を賃金化しようと云う考えから出る。そうして此の案の裏には、どうせ余っている労力だから、労賃は安くて好い、低賃金だから低コストで生産されると云う考えがひそむのである。」「著者も亦今から三年も前迄は、そう考えていた一人であった。」(五八―九頁)。
三年前の著『農村工業』をこの著者は引用する。「農村の労銀は大体に於て今日は大都市の三分の一である。而も三倍の労銀を得る大都市の労働者の方が、生活は却って遙かに困難であって、半農半工の農村の方が遥かに恵まれている。」「大都市の大工場を幾つもの小工場に分割して、地方に分散せしめるのは農村工業のもっとも容易なやり方であるが、然しそれではまだ農村の廉価な過剰労力の真の利用にはならない」