Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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まずしきしんと

貧しき信徒

八木 重吉

Lesen Sie 貧しき信徒 (まずしきしんと) von 八木 重吉 (やぎじゅうきち) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 4.888 Zeichen · 11 Bildschirme

Aozora Bunko

霧

故郷

こども

豚

犬

柿の葉

涙

雲

お銭

水や草は いい方方である

天

しずかな響があるようにおもわれる

霧

霧がみなぎっている

あさ日はあがったらしい

つつましく心はたかぶってくる

故郷

心のくらい日に

ふるさとは祭のようにあかるんでおもわれる

こども

丘があって

はたけが あって

ほそい木が

ひょろひょろっと まばらにはえてる

まるいような

春の ひるすぎ

きたないこどもが

くりくりと

めだまをむいて こっちをみてる

豚

この 豚だって

かわいいよ

こんな 春だもの

いいけしきをすって

むちゅうで あるいてきたんだもの

犬

もじゃもじゃの 犬が

桃子の

うんこを くってしまった

柿の葉

柿の葉は うれしい

死んでもいいといってるふうな

みずからを無みする

その ようすがいい

涙

めを つぶれば

あつい

なみだがでる

雲

あの 雲は くも

あのまつばやしも くも

あすこいらの

ひとびとも

雲であればいいなあ

お銭

さびしいから

お銭を いじくってる

水や草は いい方方である

はつ夏の

さむいひかげに田圃がある

そのまわりに

ちさい ながれがある

草が 水のそばにはえてる

みいんな いいかたがたばかりだ

わたしみたいなものは

顔がなくなるようなきがした

天

天というのは

あたまのうえの

みえる あれだ

神さまが