Japanische Klassiker mit Furigana
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びんぼうものがたり
貧乏物語
河上 肇
Lesen Sie 貧乏物語 (びんぼうものがたり) von 河上 肇 (かわかみはじめ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 26.773 Zeichen · 53 Bildschirme
合計……………………………………………………一〇〇 一〇〇 一〇〇
* Bowley, Livelihood and Poverty, p. 400.
前に引きし『生財弁』という書をひもとけば、「世間を見るに、貧乏も富貴も多くはおのが求めてするところにて、貧乏がすきか富貴がすきかといえば、だれ一人私は貧乏がすきじゃというて出るものはあるまいけれど、かせぐ事をきらいただ銭がつかいたいは貧乏を好むなり」など説いてあるが、著者もし今日に生きて、ローンツリー氏やボウレイ氏の著作を見るに及びたらば、おそらくその言を改むるに躊躇せざるべしと思う。私は去るころ近県のある小学校に行った時、学校から児童に渡されたところの「一日一善」と題する日記帳をもらったが、帰ってからそれを調べてみると、その日記帳の日々の余白へ格言ようのものが印刷してある。その一に
身のほどをしりからげしてかせぎなば
貧乏神のつくひまもなし
という歌があった。また近ごろ『町人身体柱立』(今より約百五十年前明和七年の開版)という本を見ると、(『通俗経済文庫』第一巻に収む)、その中にも同じような意味の歌がある。