Japanische Klassiker mit Furigana
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あかいえりまき
赤いえり巻き
小川 未明
Lesen Sie 赤いえり巻き (あかいえりまき) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 3.686 Zeichen · 8 Bildschirme
」と、子供らは思い出して、お母さんにいいました。
「なに、もうすこしたつと、お花もすっかり東京っ子になってしまうから。」と、そのとき、お父さんはいわれました。
* * * * *
ある日、小さな子供をつれて外へ出たお花が、なかなか帰ってこないので、家じゅうが大騒ぎをしたことがあります。
「どこへいったのだろう。」
みんなは、お花をさがし歩きました。しかし、いつも近所にいるのが、その日にかぎって、どこへいったか、その影が見えませんでした。
「町の方へでもいったのかもしれない。小さなのをつれて、けがでもさしたら困ってしまうが……。」
こう、家の人たちはいって、心配しました。それから、町のにぎやかな通りの方へさがしにゆきました。すると人集まりのしている活動写真館の前に、真っ赤なえり巻きが、黒い人波にもまれながら、はっきりと見られたのです。
「あすこにいるのは、お花だろう……。」
はたして、彼女でありました。
家に帰ってから、この後、こんなことがあってはならないと聞かきれた後で、
「赤いえり巻きをしているから、わかっていい。」といわれると、