Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
あかつちへくるこどもたち
赤土へくる子供たち
小川 未明
Lesen Sie 赤土へくる子供たち (あかつちへくるこどもたち) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 16.075 Zeichen · 33 Bildschirme
」
「いらんおせわだよ、だれかみたいに、ランドセルなんか、もらわないからいいよ。」
「なんだと。」
武ちゃんは、はずかしめられたので、小山のござをめりめりと引きさきました。
「やあい、いいきみだ。」と、勇ちゃんが、手をたたきました。
小山は、しくしくと泣いて、かえりかけました。
「いいか、おぼえておれ。」と、小山は、泣きながら、こちらをふりかえりました。
「いいとも、あそんでなんかやらないから。」と、善ちゃんが、答えました。
「石をなげてやろうか。」と、武ちゃんが、足もとの石をひろいました。
「およしよ。」と、信ちゃんがとめました。
兄のいじめられたのを知ると、かね子さんが走ってきました。
「なんで、みんなして兄さんをいじめるの。」
「なまいきだからさ。」
「かしたござをかえしておくれ。」
「そこにあるの持っておゆきよ。」
「こんなやぶれたのでないのをかえしてよ。あす学校へいったら、先生にいうから。」
「いくらでもおいいよ。」と、武ちゃんが、おこって、たたきにかかると、かね子さんは、逃げていきました。
「けんかなんかして、つまらないなあ。」と、善ちゃんが、ポケットからボールをだして、空へ向かって投げ上げました。