Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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あかつちへくるこどもたち

赤土へくる子供たち

小川 未明

Lesen Sie 赤土へくる子供たち (あかつちへくるこどもたち) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 16.075 Zeichen · 33 Bildschirme

Aozora Bunko

しかたがなく兄さんひとりプールへ入って泳いだのさ。そうすると、小さな弟と妹が、おせんべいをたべながら、兄さんの泳いでいく方へついて、プールの岸をぐるぐるまわっているのさ。ぼく、これを見て、おかしくてしようがなかった。だって、おせんべいをたべながらついて走るんだぜ。」

「は、は、は。」と、おじさんが、笑いました。おじさんが、おかしそうに笑ったので、みんなが、いっしょに笑いました。

「なるほどな。」と、おじさんがいいました。

「さあ、こんど、おじさんの番だ。」

「おれは、こないだ、北の方へ旅行をしてきたが、いなかの子は、みんな非常時なのでよくはたらいているぞ。学校からかえると、山へいって、たき木をせおってくるものや、畠へ出てくわつみの手だすけをするものや、また、くわの葉のはいったざるをかかえたり、せおったりして、家へはこんだりする。そうかと思うと子守をしながら本を読んでいるものもいる。町の子供たちのように、あそんでばかりいないよ。」

「ひどいな、おじさん、ぼくたちだって親のおてつだいをしているものが、いるんだぜ。」

「そうか、それは、感心なこった。」

「まだ、おもしろい話はないの。