Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
あかつちへくるこどもたち
赤土へくる子供たち
小川 未明
Lesen Sie 赤土へくる子供たち (あかつちへくるこどもたち) von 小川 未明 (おがわみめい) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N3. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N3 · Mittel · moderne Kanji und Kana · 16.075 Zeichen · 33 Bildschirme
」と、武夫がいいました。
「ああ、それにきまっているさ。だが、なんで、べいをしていけないんだろうね。」と、善吉は、まどの外のかきの木を見上げていました。秋になってから、日の光が、夏よりもかえって強いようです。一つ、一つ、さすように葉の上にかがやいていました。
「かきがなっているね、武ちゃん、これはしぶいのだろう。」
「あまいのかもしれない。ここから、あの枝へは、うつれないかね。」
「とびつけば、とどくけど、落ちたらたいへんだ。」
二人は、二階のまどから、かきの木を見ながらいろいろ考えつづけていました。そして、早く家へかえって、あそびたいなと思ったのです。それだけでなく、お母さんや、お姉さんが、しんぱいしていられるだろうと思うと、こうしていることが、くるしかったのです。
「先生、早くこないかな。」
「忘れたんだろう。かえろうか、武ちゃん。」
このとき、ろうかを歩いてくる、くつ音がしたのでした。二人は、急におぎょうぎをよくしていました。
先生は、教壇のいすにこしを下ろして、
「こっちへおいで。」と、善吉と武夫の二人は前へ呼ばれました。
「きのうは、家へかえってから、なにをしてあそんでいたね。