Japanische Klassiker mit Furigana
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えっちゅうつるぎだけせんとうき
越中劍岳先登記
柴崎 芳太郎
Lesen Sie 越中劍岳先登記 (えっちゅうつるぎだけせんとうき) von 柴崎 芳太郎 (しばざきよしたろう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.078 Zeichen · 7 Bildschirme
次第であります、これは我々の職務として遺憾に堪えぬ次第で、国家のため死を賭しても目的を達せねばならぬ訳であります、そこで七月十二日私は最も勇気ある
測夫 静岡県榛原郡上川根村 生田信(二二)
人夫 上新川郡大山村 山口久右衛門(三四)
人夫 同郡同村 宮本金作(三五)
人夫 同郡福沢村 南川吉次郎(二四)
人夫 氏名不詳
の四名を引率して登山の途に就き、同日は室堂より別山を超え、別山の北麓で渓を距る一里半ばかりの劍沢を称する処で幕営し、翌十三日午前四時同地を出発しましたが、此処は別山と劍山との中間地で黒部の上流へ落合う渓流が幅三米突ばかり、深さ六、七尺もありました、なおその地方は落葉松等の周囲一丈ばかりもある巨樹、鬱蒼として居ますが幸に雪があったから渡たれたものの、雪がなかったら危険地でとても渡れないだろうと思います、それより半里ばかり東南の谷間を下り、それから登山しましたが、積雪の消えない非常な急坂がありまして一里ばかりの雪道を約五時間も費やしました、その雪を通過すると劍山の支脈で黒部川の方向に走れる