Japanische Klassiker mit Furigana
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しんぺんうちあけのき
身辺打明けの記
宮本 百合子
Lesen Sie 身辺打明けの記 (しんぺんうちあけのき) von 宮本 百合子 (みやもとゆりこ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 3.797 Zeichen · 8 Bildschirme
朝と夜
わたくしは、朝は大抵九時前後に目がさめます。最も前夜十二時頃か、一時二時頃までも夜ふかしをすると、朝もつい遅くなって、十一時頃でなければ目がさめません。わたくしは一体、たくさん睡るのが好きですから、眠られるだけ眠るようにしております。目がさめるとわたくしは床の中にじっとしていられない方で、すぐに起きてしまいます。
夜は電燈を消して眠ることにしております。が、わたくしはどうも寝つきの悪い方で、それにはいつも困るのです。床の中で本を読むということは殆どありませんが、でもこの間、あんまり睡れないので、本でも読んでみたら、と思って横になったまま読み始めたら、却って目が冴えて一そう困ってしまいました。自分の書いたものでも読んだら、厭気がさして、飽々して、早く眠れるかしら、と思うのですが……。
新聞
新聞は今、『時事』と『日日』と『報知』と、それに芝居のことを知りたいために『都』と、都合四つとっております。それらの紙面で先ず目をつけるのは社会欄です。社会記事から創作の材料を得たことは一度もありませんが、「なるほど、こういうこともあるのか」