Japanische Klassiker mit Furigana
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れんかんき
連環記
幸田 露伴
Lesen Sie 連環記 (れんかんき) von 幸田 露伴 (こうだろはん) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 49.281 Zeichen · 95 Bildschirme
然し其様なことを見ながらに終ったのではない、最期の時は人を去らせて、室内廓然、縄床に居て口に法花経を誦し、手に金剛の印を結んで、端然として入滅したということである。布袋や寒山の類を散聖というが、増賀も平安期の散聖とも云うべきか。いや、其様な評頌などは加えぬでもよい。
寂照は宋に入って、南湖の知礼に遇い、恵心の台宗問目二十七条を呈して、其答を求めた。知礼は問書を得て一閲して嘆賞し、東方に是の如き深解の人あるか、と感じた。そこで答釈を作ることになった。これより先に永観元年、東大寺の僧然、入宋渡天の願を立てて彼地へ到った。其前年即ち天元五年七月十三日、※(「大/蜩のつくり」、第3水準1-15-73)然は母の為に修善の大会を催した。母は六十にして既に老いたれど、身は万里を超えて遠く行かんとするので、再会の期し難きをおもい、逆修の植善を為さんとするのであった。丁度慶滋保胤が未だ俗を脱せずに池亭を作り設けた年であったが、保胤は※(「大/蜩のつくり」、第3水準1-15-73)然の為に筆を揮って其願文を草したのであった。中々の長文で、灑々数千言、情を尽し理を尽し、当時の社会を動かすには十分のものであった。