Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

いあいしゅう

遺愛集

島 秋人

Lesen Sie 遺愛集 (いあいしゅう) von 島 秋人 (しまあきと) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 50.488 Zeichen · 102 Bildschirme

Aozora Bunko

時々ぽたりと落ちて来ます。今週の僕の歌は◎にしては一寸甘いですね。でも◎だと(評)があるのでたのしいのです。このところうまくも多くも歌がさっぱり詠めませんので止めようかなあーと何度も思っては又出詠しています。ねばりが足りないのですね。庭のカンナの赤いのがぐうんと伸びて咲いています。スペインの踊り子のドレスみたいな感じです。真赤な花だけど何となく涼しい感じがする朝もあります。朝顔もたくさん毎朝窓の下に咲きます。

夜が更けてから、とても涼しい風が入って来る夜となりました。死刑囚の部屋で一番風通しの良い部屋です。秋風はとても肌をくすぐりいいものです。こんな夜と昼とが続くと鼻もつまり方が少しになってよくなるのですがまだ九月中は暑い残暑の日があると思います。今夜は毛布だけでは一寸涼しすぎる感じですよ。そうそう布団をお送り下さる由ありがとうございます。忙がしいのにね。でも着れないだろうと思っていた夏がけ布団を又着るのですからとてもうれしいです。いのちの尊さはやはり死刑囚が一番よく知っていると思います。僕みたいに今に死ぬのだと云い、思い、他人もそう思っていながら七年も八年も生きていると、生きていると云うこと、まだ死なないではないかと云うことに馴れっこになって、人はぴんと来なくなってしまうらしいです。