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Japanische Klassiker mit Furigana

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きんぞくにんげん

金属人間

海野 十三

Lesen Sie 金属人間 (きんぞくにんげん) von 海野 十三 (うんのじゅうざ) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 78.616 Zeichen · 157 Bildschirme

Aozora Bunko

それからなわをもちだして、竹と竹とを一直線にむすんだ。

するとなわばりの中が、第二研究室の跡になるわけであった。

蜂矢は、それをしばらく見ていたが、こんどは別のなわの切れ端を手に持って、第二研究室跡のうしろへまわった。そこは、すこしばかりの土地をへだてて、石造りのがんじょうな塀が立っていた。そして塀の内側には、樹齢が百年近く経ている大きなケヤキが、とびとびに生えていた。

ちょうど、その研究室跡に近いところに一本のケヤキが、むざんにも枝も葉もなくなって、まる裸になって立っていた。それはもちろんあの爆発のために吹きとばされ、焼かれてしまったものであった。

蜂矢探偵は、なわの切れはしを持って、塀と枯れケヤキとの間や、枯れケヤキと研究室跡の外壁のあったところと思われるあたりとの間をはかったり、いろいろやった。そのうちについに答えが出たものと見え、かれはつるはしをふりかぶって、大地へはっしとばかり打ちこんだ。

そこは、枯れケヤキの立っているところから研究室の壁へ向かって、四十五度ほどななめに線をひき、そのまん中にあたる地点であった。

かれはどんどん掘った。