Japanische Klassiker mit Furigana
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くさりペンをにぎって
鎖ペンを握って
種田 山頭火
Lesen Sie 鎖ペンを握って (くさりペンをにぎって) von 種田 山頭火 (たねださんとうか) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 1.609 Zeichen · 4 Bildschirme
それで腹を立てたり拗ねたり泣き出したりするような人は野暮だ。
△ただ一つ、もう一つ、私として――無遠慮な、ぐうたら男の私として、予じめ頼んで置きたいことがある。それは、若しも何かの間違で、諸君が右の頬を打たれなすったとき(或は接吻せられることもあろう)左の頬を出されないまでも、じっと堪忍して、願わくならば微笑でもしていて下るほどの雅量を持っていて欲しいということです。小供のするような無邪気な喧嘩ならば面白いけれど、大供のする睨合には感心しません――
△兎に角、こう早く本社が成り立ったのは嬉しかった。私はエムファサイズする。今朝、本集を手にしたとき、胸がどきどきした。初めて熱い恋を囁かれた少女のように。……笑ってはいけません。私は妻も子もある三十男ですからね! 諸君、可愛くなりませんか※
△本集は『春愁』『若き悲しみ』またはハイカって(少々嫌味はあるが)『二十歳の峠へ、三十歳の峠から』とでも名付くべきでしたろう。若い人は大胆に若い恋を歌いたまえ。私ら中年者は中年の恋を露骨に歌います。それにしてももう少し物足りませんね。老爺さんと……そして……フェヤセックスがいないから!