Japanische Klassiker mit Furigana
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やみよのうめ
闇夜の梅
三遊亭 円朝
Lesen Sie 闇夜の梅 (やみよのうめ) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 22.133 Zeichen · 44 Bildschirme
のですもの、確に私を見捨てないという事もいいましたし、又そんな不実な人ではありませぬ、じゃア宜うがすが、何処か行く所がありますかと云うと、何処も目的がねえ、こう云うから私も困って、兎も角粂さんに逢ってからの事に仕ましょうといって、今日わざ/\お前さんの所へ訪ねて来たんですが、お前さんも矢っ張お嬢様と何処までも添い遂げるという御了簡があるんですか、ないんですか、一応貴方の胸を聴きに来たんでげす」
粂「それは何うも怪しからぬ事です、あの時お内儀様が色々と御真実に仰しゃって下すったから、私は斯うやって何処へも行かずに辛抱をして居ますのに、お嬢様に聟を取れと仰しゃるような、そんな御了簡違いのお方なら、私は何処までもお嬢様を連れて逃げまして、何様な真似をしたって屹度添い遂げます」
九「それで私も安心をしたが、お前さん何処か知ってる所がありますか」
粂「私は別に懇意な家もありませぬ」
九「そりゃア困るね、何所かありませぬか」
粂「ヘエ、何も」
九「何も無いたって困るねえ、じゃまア斯うしよう、下総の都賀崎と云う所に金藏という者がある、私とは少し親類合の者だから、これへ手紙を附けて上げるから、当人に逢って、能く