Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

ja-reading.com

Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.

きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

由「幾らに取るえ」

女「左様でがんす、一つまア七厘宛に取りやす」

由「じゃアまア買って置きますよ……七厘ばかり取ってお前の方へ売っても詰らねえから……申し旦那、これを買って東京へ土産に持って帰って、是は四万の名物首痛枕とか何とか云って提げて行くのは洒落です」

とこれから酒を飲み御膳を食べにかゝる。其のうち又由兵衞がおしゃべりをして居ると、しとやかに障子を明けて、

女「御免なさい、私は鈴木屋でございます」

由「鈴木屋さんか、先刻から」

と見ると前の女とは大違い、年の頃は廿一二でございましょう、色のくっきりと白い、品の好い愛敬のあります、何うして此様な山の中に斯ういう美人が住うかと思うくらいで、左様な処へ参ると又尚更目に付きますから二人とも見惚れて居ります。

女「お通をこれへ置きますから、若しも御用がございますなら仰しゃり付けて下さいまし、度々出ますでございますから」

由「へえ宜しゅうございます、是非戴きます、貴方のなら何でも戴きます、何がございます」

女「はい、鳥と鰌鍋ができますので」

由「それもよし」

女「玉子焼」

由「それもよし」

女「鯉こくもございます」

由「それも」