Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
老「はい御免下さい……えゝ只今隣の席で承わりましたが、何かソノ村上松五郎と申すものにお瀧と申す者が盗賊に殺されて、川へ投り込まれ、死骸が知れんとか云う事をちょっと承わりましたが、貴方がたは其の松五郎と申すものゝ行方や何か精しく御存じの御様子で」
と問われて両人は恟りして互に顔を見合わせ、小声にて
幸「だから無闇に喋舌っちゃアいけねえてんだ、掛合に成るよ、此の事に付いて一昨年大変に難儀をした者があるんだよ」
由兵衞は胸は早鐘、どぎまぎしながら此方に向い両手を突き、
由「へえ入らっしゃいまし、私共は何も知って居る訳じゃアありませんが……ちょいと只今……へえ人の噂を聞きまして、ちょいとおちゃッぴいを致しましたので、精しく知ってると云う訳じゃアありません、只人の噂を聞きましただけの事で」
老「それでも何かお瀧と云うものを尊宅へお連れ帰りなすって、目を掛けお使いなすった処が、其の者が案外盗賊で、これこれいうお尋ね者ゆえ、あゝ云う死様をするのも天罰だと仰しゃったが、貴方は何方のお方さまか知りませんが、お瀧を奉公人にでもしてお使いなすった