Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

のを私が隣座敷で聞くと、此の子が、田宮坊太郎の講釈を聞いてから急に敵が討ちたくなったから、お祖父さん暇を取っておくんなせえと云うと、此の老爺さんが今の世の中には敵討は無え事だ、其様な事をすると汝が御処刑を受ける、駄目だから止せてえと、御処刑を受けても殺されても、己ア死んだ両親の恨みを晴らさねえば子の道が済まぬと云うのを聞いて、私は隣座敷で胸が一杯になって涙を飜しながら聞いて居やした、それから汽船へ乗ると船で会い、また此処で一緒に成るとは何とまア深え御縁かと思ってるだ、併し其の相手の村上松五郎てえ奴は、旧ア侍だと聞いてるから、此様な小せえ子に敵の討てる訳もなしするから、若し剣術でも習いてえなら、私の御主人筋の人が剣術が偉えから其処へ往って稽古をさせてよ、自分で敵を討たねえまでも剣術が習いたくば其の人に頼んで、お前の志を話したら、あゝ感心な訳だ、己ア家に置いて剣術を教えてくれべえと云って、引取ってやろうと仰しゃるに違えねえから、己アお前を其家へお連れ申そうと思って、入らざる事だが、十二や十三で親の敵を討とうてえ心が感心だから、愈々てえ時にア頼まれやしねえが己も助太刀に出て、その松五郎てえ奴の首でも捻ってやろうと思う