Japanisch lesen

Japanische Klassiker mit Furigana

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きりがくれいかほのゆけぶり

霧陰伊香保湯煙

三遊亭 円朝

Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.

N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme

Aozora Bunko

んだ」

由「ヘエヽ昨日野田の太田屋でソレ申し貴方、隣座敷に居たのは老爺さんと此の子でございますか、それを聞いて此の市四郎さんが御親切な親方ゆえ……首捻りは恐入りましたが、お力がありますからね、そう云う奴の首は捻っても宜いんでげすからね」

幸「へえー成程妙な訳で」

市「私も是れから帰り掛けにちょっくら顔を出さねえばなんねえが、此の瑞穂野村てえ処に万福寺と云うお寺があるんだ、其処にもと九段坂上に居た久留島修理さまてえ方が田地を買って、有福に隠居をなすって在らっしゃる。其処にね橋本さん貴方が伊香保で世話アして上げたお藤さまが女隠居になって居るだ」

幸「へえー、そりゃア何うも思い掛けない事で……何んでげすか、一時は谷中の団子坂下に入らっしゃる事を聞きましたが、それじゃア此の頃では田舎へ引込んで入らっしゃるのですか」

市「久留島さまと少々御縁引であるから、己ア方へ来るが宜えと引取られてるんだそうだが、御亭主も妹も去年お死去りなすって、久留島さまが引取って、小せえ家へ這入り、田地を買って楽にしてお在なさるが、私も久留島さまへ出入いるから、彼れが御縁になって時々お藤さまを訪ねると、先方さまでもやれこれ仰しゃって下さるから、私もハア時々機嫌聞きに往くと、種々結構な物を戴きやすが、其の度に伊香保で癪を起して種々