Japanische Klassiker mit Furigana
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きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
青山信濃殿町の官員でございます。
七十
彼の洋服打扮の人がスッと這入って来ました時には、桑原治平も驚きました。丁度今風呂に這入って来ましたお文と云う女中が、湯から上って来て此の体を見て恟り致し、一旦座敷へ這入ったが次の間から再び出かゝるを目早く見付け、
成「コラ/\……コラー何処へも往かんでも宜しい、其処に居れ、跡をピッタリ閉って其処に坐って居れ……さ高これは何うか、ウーン此の始末は何う云うもんじゃ……貴方は何処の者じゃ、えゝ……貴公は何れの者か姓名をお聞き申したい、僕は東京青山信濃殿町三十六番地谷澤成瀬と申すものじゃが、貴公の姓名をお聞き申そう」
治「へえ/\手前は前橋竪町の商人桑原治平と申します」
成「コレ高、己が五日か十日の間東京へ往ってる間に斯う云う密夫を引入れて、此の為体は何う云うものか、実にどうも何とも何うも言語道断の仕末じゃアないか、お前は僕に斯くまで恥辱を与えたからには、僕も此の儘では捨置く訳にはいかん」
高「はい重々私が悪うございますけれども、此の治平さんと云うお方には些ともお咎はないので……貴方の有る