Japanische Klassiker mit Furigana
ja-reading.com
Lesen Sie japanische Klassiker online mit Furigana. Filtern Sie nach JLPT-Niveau, tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung und übersetzen Sie einen Satz.
きりがくれいかほのゆけぶり
霧陰伊香保湯煙
三遊亭 円朝
Lesen Sie 霧陰伊香保湯煙 (きりがくれいかほのゆけぶり) von 三遊亭 円朝 (さんゆうていえんちょう) auf Japanisch mit Furigana. JLPT N2. Tippen Sie auf ein Wort für die Bedeutung.
N2 · Fortgeschritten · moderne Kanji und Kana · 117.546 Zeichen · 234 Bildschirme
治「えゝ仰せに従い千円の処は差出しますが、金は慥かに受取った、女の処は相違なく貴殿方へ嫁にやると云う確と致した書付を一本戴きませんでは、何分大金でございますから、ヘイ」
成「お前は分らん事を云う人だな、其様な証書を取って公然にする気かい、僕も恥じゃから公然には出来ないし、お前も之を公然にすれば何うしたってそれだけの処分につかなければなるまいから、証書も何も要る話じゃアない、どうせ此の女が金を持って貴公の処へ嫁くのじゃアないか、強いて分らん事を云えば公然に為ようか」
治「へえ、成程……詰り私の方へ廻って参りますかな……左様なら何卒確とお受取りを願います」
成「金額に違算もあるまいがお前受取るが宜い、早く勘定をしなさい、面倒でも十円札だから造作もない、ちょっと勘定を為なさい」
高「はい」
と積上げたる札を数えまして、
高「千円慥かにございます」
成「然んなら鞄へ入れて置きなさい……永う此処に居て、万一他の者の耳へ這入ってもならんし、此の下女も堅い奴と思ったに、斯う云う不始末に及んだが、此の者の口も確と止めなければ相成らん、何にしても何処に居ては事面倒だから、至急前橋か高崎まで下るが、貴公此の女を見捨てずに生涯女房にして遣んなさい……またお前も治平殿方へ嫁付いたら、もう斯様な浮気を為ちゃアならんぜ、